2017.04.14 Friday

浜田真理子さんの新譜 "Town Girl Blue" と ライヴ(@Billboard Live Tokyo)

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    浜田真理子さんが2月、新譜 "Town Girl Blue" を発売され

     

    昨日、六本木の Billboard Live Tokyo でライヴを開催されました。

     

    浜田さんの音楽の素晴らしさと凄みについては、一昨年うかがった
    ライヴレポ
    にて自分なりの拙い表現で書かせていただきました。

     

     

    今回の新譜は、従来の浜田さんの魅力を詰め込みつつ、
    バンドサウンドとしての完成度の高さとグルーヴ感が際立っています。

    ライヴはそれを見事に再現していました。名だたるミュージシャンの方々

    との演奏、そしてあがた森魚さんもゲスト参加!

     

    六本木の宙空に、浜田さんを求めて止まない聴衆の愛が渦巻き、
    とても温かい祝祭空間が生まれていました。

     

     

    演奏された12曲どれも素晴らしかったのですが、
    ごくごく個人的に胸に刺さったのは、新譜に収録されている2曲。
    インストゥルメンタル "Yakumo"(とにかく格好良くて痺れる!
    ピーター・バラカンさんもお気に入りだそうです)。
    そして "静寂(しじま)"。浜田さんの手によるその歌詞、
    ラストの部分を引用させていただきます。

     

     

    おまえは生きたか
    どれほど生きたか
    ほんとに生きたか
    いのちぜんぶ生きたか

     

     

     

    2016.08.22 Monday

    In you I'm lost (Radiohead "Present Tense" at SUMMERSONIC)

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      (今回は敬語抜きでお許しを。久々の私的な内容なので)

       

      リオ五輪とサマーソニックが同時に終わり、マッシヴ喪失感。
      外では嵐が荒れ狂い、夏を奪い去ってゆく…

       

       

      2009年に身体を壊して以降、ライヴに行く本数はめっきり減っていた。
      フェスは一度も行っていなかった。

       

      しかし今回は行かなくては。2012年はまだ身体が完調でなくて

      フジロックに行けず一生の後悔となったので、絶対に!

       

       

      そして昨夜、通算12回目の Radiohead 。
      やっと再会できた……

      前回ツアーの内容濃すぎイカレレポはこちら http://blog.t-sawamura.net/?eid=825163

       

      久々のフェスに怯えていたのに、ライヴが進むにつれ
      いつの間にか俺はアリーナ前方へ進出していた。

       

      滑り出しは新譜の前半そのままの完成度で高揚感が上がってゆく、
      Ful stop 以降の名曲アンサンブルで幸せなのは当然だが
      初めてライヴヴァージョンをみた Lotus Flower があれほど圧倒的な
      陶酔をもたらすとは! Freaking Out!

       

       

       

      アンコールの1発目が Let Down というのが今回、自分にとっての
      最大のプレゼントだった。トムが避け、めったにやらない曲になってから
      あまりに長かった…耳にできたのは18年前のOKコンピュータツアー以来。
      よかった…

       

      新譜の中で一番好きかも知れない Present Tense も嬉しい。

       

      そしてみんなお待ちかねの Creep。


      13年前ももちろんここで聴いた。
      前回ツアーの Blow Out にしてもそうだけど、トムは日本人に何か
      プレゼントしないと気が済まないみたいだ。ありがとう。

       

      俺もあとは High And Dry、Lift さえ聴ければ思い残すことはないか。
      いや、何度でも聴きたい曲いくらでもあるな…


      まだまだ生きなくては。トムは俺の二年先輩だし、
      東京五輪も四年後…

       


      夏が消えてゆく。
      Fade out again....

       

       

       


      Set list
       01.Burn The Witch
       02.Daydreaming
       03.Decks Dark
       04.Desert Island Disk
       05.Ful Stop
       06.2+2=5
       07.Airbag
       08.Reckoner
       09.No Surprises
       10.Bloom
       11.Identikit
       12.The Numbers
       13.The Gloaming
       14.The National Anthem
       15.Lotus Flower
       16.Everything in its Right Place
       17.Idioteque

       

       18. Let Down
       19. Present Tense
       20. Nude
       21. Creep
       22. Bodysnatchers
       23. Street Spirit

       

       

       

       

      2015.08.03 Monday

      ハマダと夜と音楽と(浜田真理子さんライヴ)

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        昨夜、浜田真理子さんのライヴにお邪魔してきました。
        http://mameromantic.com/?p=35646



        浜田さんとは、昨年参加させていただいた「ただようまなびや」http://www.tadayoumanabiya.com/
        の郡山本校で初めてお会いしました。大友良英さんとともに、まなびやの
        音楽を引っ張っていらっしゃった浜田さんは常に笑顔で、いるだけで
        場を和ませられる人でした。朝礼でピアノを弾いて、講師と生徒の合唱を
        リードするあの微笑ましい情景は、忘れがたいものです。
         

        ところが浜田さんのアルバムを聴いてみると、強く感じられるのは
        明るい光より、悲しみや淋しさ、闇だったり、深すぎる愛だったりする。
        私はどうも、浜田さんの音楽の凄み、美しさを、言葉で伝えることに
        初めから限界を感じます。歌の隅々まで染み渡る細やかな情感。歌の技術。
        歌声そのものの美しさ。ピアノの技術…そうやって、美点を挙げていくだけ
        では伝わらない何かがあるのです。
         

        いたずらに言葉を重ねるより、ライヴに集まったお客さんたちの反応や
        表情を見る方がいい。浜田さんを求める目は愛そのもので、感極まって
        目を潤ませている人も多いのです。浜田さんの作る歌が、いかに
        聴く人の心の深いところまで届いているか分かる。


        ・ライブ後のサイン会の模様・

         

        この夜は、人気曲「純愛」「ミシン」などはもちろんのこと、
        この時代にこそ強いメッセージを放つカバー曲「教訓1」や「一本の鉛筆」、
        地元・松江への愛にあふれた「水の都に雨が降る」、
        新曲「きらめくひと」など、聴き所あふれる贅沢なステージでした。
         

        このライヴの二日前、朝日新聞の鷲田清一さんの「折々のことば」
        というコーナーにとりあげられていた浜田さんの歌「胸の小箱」。
        https://twitter.com/hamadamariko/status/626906149070049280
        この曲が入ったアルバム「夜も昼も」に、私もサインをいただいてしまいました。

        「胸の小箱」、もちろんこの夜も唄われました。この歌は昨年出た浜田さんの
        自伝エッセイのタイトルでもあります。数奇な運命と愛情に満ちたこの本、
        面白いです!

        http://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860112639.html


        とても嬉しいことに昨年、浜田さんは私の一柳シリーズをまたたくまに
        読破してくださり、物語の核にあるテーマに強く反応してくださいました。
        浜田さんが一柳シリーズを周りに薦めてくださったことで、いろんな方に
        知っていただくことにもなったのです! 本当に嬉しかったです…
        もちろん、新シリーズ「クラン機廚鬚届けさせていただきました。


        浜田さんのサイトはこちらです。ライヴスケジュールなどがチェックできます。
        http://www.beyondo.net/mariko/


        浜田さんは今日も日本中を飛び回り、
        いろんな街の人たちの心を潤しています。


                 

        2009.10.20 Tuesday

        I'm going back to 505(Arctic Monkeys LIVE)

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          大変ご無沙汰してしまいました。
          いろんなことが重なってしまったためですが、一番大きいのは
          怪我をしたことで…
          完調ではないので、しばらくはこのブログも元気ないかも知れません。
          ごめんなさい。

          しかし、弱音を吐いてる間も世界は動いてる。ライヴも一期一会、
          その時限りのこととしてやってくるわけで、無理してでも行かねばならず、
          行ったらやっぱり記録に残しておきたい。ということで、昨日おとといの
          Arctic Monkeys のライヴです。

          まずは10/18 の恵比寿リキッドルーム。
          初めての生Arctic をこんなコンパクトなハコで見られて幸運だった。
          (この場を借りてリキッドルームのスタッフの皆さんに感謝します。
          怪我をしているのですが…と相談したところ、厚い便宜を図って
          くださって本当に助かりました。ありがとうこざいます!)

          Arctic は1st でファンになった人が多いだろうし、1st からの
          アグレッシヴな曲が来るとモッシュにダイヴに凄かったけど、
          俺がより愛するのは2nd 以降に顕著になった哀愁の方で。だから
          Do Me A Favour やアンコールのIf You Were There,Beware 、
          505 には感激。新譜3rd の曲は更に哀愁が深まっていて、Cornerstone 、
          Crying Lightning 、Secret Door 、My Propeller あたりよかったなあ。
          彼らの魅力を、だれかが「新しい古さ」と表現していたけど言い得て妙で、
          まだ20代前半だというのにロック史で一番かっこいいところを消化して
          自分の表現にしてしまってる気がする。フロントマンのアレックスの
          サイドプロジェクト、The Last Shadow Puppets もむろん大好き。
          彼の生の歌声には惚れ惚れさせられた。


          そして昨日の武道館。いきなりキャパが10倍に。
          もちろん盛り上がったが、リキッドルームと比べてしまうと…
          セットリストがほとんど同じだったし、音響に難ありという気がした。
          アンコールまでまったく同じ2曲だったから、せめてもう1曲やって
          ほしかったなあ。2日連続来た人のためにも。
          一番好きな505 がラストというのは嬉しいんだけど。
          Teddy Picker とかやらなかったし、みんなが求めてた
          When The Sun Goes Down はついに無し。
          Radiohead の Creep みたいになっているんだろう。盛り上がるのは
          分かってる、だけど予定調和になってしまうから、それには頼りたくない。
          そんな感じか。



          いささか唐突ですが彼らの歌を引いて締めにします。


          D is for...
          Desperately trying to simulate what it was that was alright

          He's nearing the brink but he thinks first
          The parallel universe perhaps could be the perfect scene
          He's nearing the brink but he thinks first
          The parallel
          I think you should know you're his favourite worst nightmare

          "D Is For Dangerous"


          2009.08.13 Thursday

          日没までに。(オトナモード裏ワンマンLIVE)

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            また行ってしまったオトナモード。
            先月行ったばかりなのに。でも今回は、
            Watercolor Tour After Party
            “Another Pallet”〜オトナモード裏ワンマン〜

            と銘打たれているように、ツアーで演らなかった曲をすべて演る
            エクストラ・ショウ。手作りパンフレットが配られたり、
            お客からメンバーへの質問を募集したりして、
            曲のあいだにふんだんにトークタイムが盛り込まれるという、
            ゆるさと親しみにあふれたスペシャルイベントだった。

            トークタイムは大盛り上がり。ツアー、アルバム製作の裏話から
            モノマネまで、笑い声が絶えない。メンバーの仲の良さが微笑ましい。
            一人一人キャラが立っててどんなセリフも聞き逃せないけど、
            中でも俺が注目してたのはキーボードの山本健太さんだ。
            先月のライヴでも感じてたが、彼のトーク力の高さ、ギャグセンスの
            良さは際だってる。サウンド面でも達人で、バンドの中では最も
            プロデューサーの位置に近い人じゃないかと思ってたが、話を聞いてて
            やっぱりそうだと確信した。しかもコーラスまでが素晴らしいのだ。
            美しいファルセット。まだ25歳か…この人の行く末がなんだか楽しみだ。

            ライヴ自体ももちろん素晴らしかった。表ツアーでは割愛した曲群だから
            静謐な曲が多くなる。それがこのバンドの深さをよく表してくれる。
            今流行り、とは一線を画した透明度、清冽な空気感。
            たとえば「十月の雨」の文学性の高さ…痺れるんだよなー。
            二十代前半でこういう楽曲を作れるとは。どうにも参る。
            そしてアンコールの「雨色」は圧巻。表ツアーでは高橋啓太さん一人での
            弾き語りヴァージョンだったが、昨夜はバンド形式のアコースティックVer。
            心を持って行かれる。サビの歌声の、なんと凛然たる…
            日本中に届く日も遠くない気がするんだが。

            なんか彼ら、バンド名で損してる気もするし、食わず嫌いの人も多い
            と思うので、よかったらこれ。好きなPV並べときます。
            お盆休みで妙にヒマな方がいたら、どうぞ。タイトルクリックして下さい。

            サイレント
            風になって
            グリーン


            今回のブログタイトルは、会場で振る舞われていたバンドメンバーの
            オリジナルカクテルから。高橋啓太さんプロデュースのカクテルで、
            未発表曲のタイトルでもあるそうです。
            他のメンバーのカクテルは、ベースの“トマソン”林さんの「南国野郎」
            ドラムの小野田さんの「チェリーレッド」はいいとして、他の二人のは
            載っけるのがはばかられる…だけど写真撮ってきたんで、気が向いたら
            クリックしてください。笑うか引くかビミョーなところ(笑)


            なんにしても今年は、相対性理論と彼らに出会えてよかった。

            Setlist 8/12 @渋谷duo MUSIC EXCHANGE
            憧れ
            空の向こう側
            風のつよい日
            十月の雨

            太陽の行方
            車窓
            幸せのある場所
            then
            森をぬけて
            満ちてゆく夜に
            眠りの海
            その瞳で
             アンコール
            雨色



            さて沢村、週末よりちょっと南へ行って参ります。





            2009.08.10 Monday

            あっ…東風が吹いてきた。(WORLD HAPPINESS 2009)

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              音楽フェスへの参加は久しぶりだ。
              行かない、という選択肢がないフェスがたまに出現する。
              今回の WORLD HAPPINESS 2009 がそれだった。


              (会場の夢の島公園へ向かう人たち。)

              出演したアーティストで、よくないパフォーマンスは一つもなかったけど、
              コトリンゴさんの清涼感は格別だったし、ASA-CHANG & 巡礼 には衝撃を
              受けた。基本、パーカッションとプログラミングというシンプルな構成だったが、
              作り出されている世界は深くて広い。孤高のクールさを感じた。これから
              ぜひ聴いていきたいアーティストになりました。

              さて、今回見逃せなかった、自分的メイン・その1。
              砂原良徳さん。
              彼の2001年のアルバム『LOVEBEAT』の絶対的信奉者としては、
              テクノドンと同じステージに立つ彼を見逃すわけにはいかなかった。
              そう、『LOVEBEAT』はYellow Magic Orchestra 以後、ここまで正統的に、
              ここまで純度120パーセントでテクノを突き詰めたアルバムが
              あっただろうかと思わせる名盤で、中でもタイトルチューンは
              ほとんど奇蹟的な一曲だと思っている。
              この日もラストに演奏されたが、オリジナルをアレンジした
              「Hyper LOVEBEAT」とも呼べるものになっていて、
              聴いているあいだ頻繁に寒気に襲われた…クールすぎて。
              終わってほしくない、と感じる曲に立ち会える瞬間がどれだけあるだろう。
              この日のこの曲はまさにそれだった。あぁ、音源が欲しい…!
              オリジナル曲のPVはここをクリック。ぜひぜひ)

              自分的メイン・その2。
              相対性理論
              いや〜、出演順が発表されたときは凍りついた。
              なんとトリ前! 御大、テクノドンの直前ですよ!
              去年CDデビュー、出演アーティストの中では最も歴史のない、
              そしてたぶんいちばん若い彼らが…これはもはや事件だ。
              俺は、楽しみってより緊張した。小さめのハコでしか観たことがない、
              いわば「密室」が似合う彼らが、このオープンエアにどう対応するのか。

              …結論から言うと、ふだん通りの彼らでした。心憎いまでに。
              あえて、CD化されてない「ペペロンチーノ・キャンディ」まで
              ぶつけてくるしなあ。
              今回のブログのタイトルは、ボーカルのやくしまるさんのMCです。
              ほとんど唯一の(笑)。彼女なりに、思いをドンへ捧げたんでしょう。
              もちろん、読み方は「ひがしかぜ」じゃなくて「Tong-Poo」ですよ。

              しかし、あそこで初めて彼らのサウンドに触れた人はどう感じたんだろう。
              やっぱり、いちばんいい音を作るのは難しい環境だったと思うから…
              歌詞も聞き取りやすかったとは言えないし。あのパフォーマンスだけで
              判断してもらいたくないなあ。音源を聴いてもらえれば
              彼らの「本物度」、疑いなしなんだけど。
              だけど、いつも以上に永井さんのギターが歌ってた気もする。
              滑るギターの心地よさと、やくしまるさんの声。この二本柱が、
              サウンド面ではこのバンドの世界観を支えてると思う。

              なんにしてもね。目眩く瞬間は続く。
              こないだ好きになったばかりの相対性理論から一気に、
              30年近く前に好きになった あ・の・バンドにつながる!

              自分的メイン・その3。
              もちろん、メイン中のメイン。
              Yellow Magic Orchestra !!!
              俺にとって初の YMO 。バラバラでは観たことがあっても、
              三人そろっては初めて。ついにこの瞬間が来た…

              いやもう、この人たちだけは別格。
              吐く息がテクノ、一挙手一投足が文化。
              リアルタイムで歴史を刻む音楽の生き神様。
              どうしてこの人たちの音楽は、20年以上日々聴き続けているのに
              一向に飽きないのでしょうか。どう考えてもただ事ではない。

              いきなりビートルズの 「Hello, Goodbye」 からスタートて。
              「千のナイフ」、アルバム『BGM』のヴァージョンに近いってだけで
              客は大騒ぎ。坂本さんのソロ曲が多かったけど、
              幸宏さんの「Still Walking to the Beat」が来たのは斬新だった。
              そこまで来たら細野さんのソロも入れてほしかった(笑)
              しかし、アンコールの「Fire Cracker」のマリンバ生演奏で
              よしとするべきなんでしょうね! みんなすげー盛り上がってた。
              あの方は、どうしてああも神々しく見えるのだろう。
              大恩人です。細野さんの生んだあらゆる曲が、俺の血肉ですよ。

              にしても、幸宏さんも生ドラムがんがん叩き続けるし、教授は旗振り回すし、
              まるでセッションバンド。こんなにもライヴ感、グルーヴ感があふれてるとは!
              Yellow Magic Orchestraってもしかして、
              ライヴバンドとしてはこれからが黄金期なんじゃないか?!

              伝説は続く。
              なんて幸せなことだろう。


              8/9@夢の島公園
              出演アーティスト: Yellow Magic Orchestra with 小山田圭吾, 高田漣, 権藤知彦 ムーンライダーズ スチャダラパー Chara LOVE PSYCHEDELICO pupa Y.Sunahara THE DUB FLOWER(いとうせいこう,DUB MASTER X,かせきさいだぁ≡&More) 高野寛 ASA-CHANG&巡礼 グラノーラ・ボーイズ mi-gu コトリンゴ 相対性理論
              2009.07.17 Friday

              雨色。(オトナモードLIVE)

              0
                さて、もうおとといのことですが。
                ワンマンとしては初めて観たオトナモードのライヴ、素晴らしかったです。
                メジャーデビューアルバムの名を冠した「Watercolor Tour」の東京公演。



                なんという、輝かんばかりの若さ…
                透明さ。まっすぐさ。切なさ。
                無条件に、聴き手を素直にさせる歌ばかり。
                ロックの形式を取ってはいるけど、彼らが表現しようとしてるのは
                掛け値なしに「いい歌」なんだろうな、と思う。

                なんと言っても、ソングライターにしてヴォーカリスト、高橋啓太さんの歌。
                歌声だけで、ここまで胸が満たされるなんて…
                ほんと、だれ以来だろう。
                山下達郎さんや、高鈴のライヴのときに
                「歌力」って言葉でその感動をお伝えしてきたけど、
                高橋啓太さんの声と歌には、また格別ななにかが宿ってる。

                しかもあの笑顔。歌いながら、あんなふうに笑えるなんて…
                女性ファンはあの笑顔にキュンとしたり、癒されたりしてるんだろうなあ。
                俺でさえ洗われるような気分なんだ(笑)
                彼は、まだ24才…
                俺が24だった頃、これほど完成された自己表現なんて到底できなかった。

                メンバーたちのMC。無邪気なやりとりにまた癒される。そのなかで、
                高橋さんは自分のことを「ボキャブラリーない」「けっこうバカだから」
                などと、若さに似合った自信のなさを素直に吐露していた。
                でも一方で、自分を、思うままに表現する手段をすでに、しっかり持ってる。
                すごいことですよ。
                あなたの作る歌は素晴らしい。一緒にサウンドを作り上げている
                メンバーのみなさんもすごい。とても繊細で、深い音作り。
                成熟してる。若さに満ちていながら、青くない。
                若さがぜんぶいいほうに回ってるというのか…

                でもキュンとしてるばかりじゃない。
                前回のイベントでは女性ファンしかいなくて狼狽したけど、
                今回は男性ファンも増えていてホッとした。
                で、男の子たちといっしょに盛り上がれたのは、
                「新宿」「ノーザンライツ」「サイレント」
                の三連発。
                アグレッシヴでダークな面を打ち出した楽曲を固めてきたんだ。
                彼らのサウンドは、とかく「爽やか」と表現されがちだと思うけど、
                このへんを聴けばそんな単純じゃねえよって言い切れる。
                バードスキンを呼ぶかっこよさなんだ。

                そしてアンコールでは、松本隆さんが詞を提供した「雨色」を披露。
                またこれが沁みる。
                (リリースされるのはこれから。)
                その、松本隆さんも会場にいらしていて。
                俺は意味もなく近くまで行ってしまいました。
                日本音楽界の恩人の一人。そのオーラをちょっとでも浴びたくて。

                大滝詠一さんの「ロング・ヴァケーション」「イーチ・タイム」での
                松本さんの仕事が、俺にとってはとにかく決定的。
                初めて聴いた頃から色あせないという奇蹟の曲群だ。
                もちろん、元はっぴいえんどの人たちの血は、
                いまある邦楽のほとんどすべてのなかに溶け込んでるわけで。
                だから恩人なんです。

                松本さんが動いたってことは、きっとオトナモードに
                特別な輝きを見てるんじゃないかな。
                たしかに彼らは眩しいもの。




                「雨色(弾き語りバージョン)」を収録したCD。
                会場で販売されてました。メンバー全員のサイン入り。



                Setlist 7/15 @CLUB QUATTRO Shibuya (曲順は自信ないです)
                MOMENT
                行方
                空への近道
                ただいまおかえり
                どこか遠くへ
                あの木のように
                さよならはさよなら
                新宿
                ノーザンライツ
                サイレント
                約束はない

                風になって
                線路は続くよどこまでも
                グライダー
                グリーン
                Our Way
                  アンコール
                雨色
                花束
                2009.06.14 Sunday

                解析 I 。(相対性理論 LIVE)

                0
                  解析、したのかされたのか。

                  今夜のLIQUIDROOM ebisuで、相対性理論に初めての接近遭遇、
                  という方はかなり多かったんじゃないだろうか。

                  ステージの上からオーディエンスを睥睨する
                  やくしまるえつこ様の視線に、
                  身悶えしたお客さんも多かったのでは(笑)


                  (ライヴのチケット。イラストはやくしまるえつこ様)

                  メディアの取材を一切受けない彼らの姿勢に敬意を表して、
                  今回もライヴの詳しい内容に触れることは避けたいと思う。

                  ただ言えるのは、前回のライヴ「実践掘廚ら大いに先へと進んでいたこと。
                  ステージング。オーディエンスのボルテージ。
                  そして、新曲をいくつもやってくれたこと!
                  またもや、一筋縄じゃいかないひねたユーモアが、粋な楽曲に乗ってて…
                  音源化される日がほんとに待ち遠しい。ぜひ今年中にお願いしますね。
                  ラストは、前回聴けなかった「バーモント・キッス」も聴けたし。
                  いやあ楽しかったです。

                  ゲストアーティストのsim と渋谷慶一郎さんもよくて、特にsim と
                  やくしまるさんの競演による「テレ東」はスペシャルプレゼントな感じだった。

                  それにしても、やくしまるさんの声。
                  昔から好きな早瀬優香子さんを思わせるなあ、と最近気がついた。
                  可愛らしさと艶めかしさの絶妙なバランス。適度なアンニュイ。

                  これからどんどん、チケットが取れなくなっていくだろうけど…
                  「解析 供廚いつなのかわからないけど…
                  なんとかこれからも現場に居合わせたいと思います。

                  2009.05.22 Friday

                  祝、CDショップ大賞。(相対性理論、Perfume)

                  0


                    遅くなったけど、相対性理論のみなさん
                    【第1回 CDショップ大賞】おめでとうございます。
                    CDショップの店員さんたちのハートをがっちりつみましたね。

                    でもまあ、当然だよなあ。
                    耳にすれば好きになるもの。
                    まだ、一般のリスナーが触れる機会が少ないだけで。
                    CDショップの店員さんたちは仕事として、
                    新しい良い音楽にはだれより速く触れられるから。
                    受賞作「シフォン主義」を入り口に、一般のリスナーのみなさんは
                    すぐさまフルアルバム「ハイファイ新書」に手をのばして
                    もらいたいもんです。

                    夏にはWORLD HAPPINESS 2009 に出演する。
                    相対性理論の音楽は、YMOのお三方のハートまでゲットしたに違いない。
                    すげ〜ことになってきたねしかし。
                    今回の賞も、なんつっても入賞した他のメンツがすごい。
                    Perfume もおさえちゃったよ…。
                    いや、Perfume のみなさんも準大賞、おめでとうございます!


                    ちなみに入賞作品の中では pupa とSAKEROCK 、
                    ノミネート作品の中ではキセルとZAZEN BOYS のサポーターです。俺は。


                    ■準大賞作品:大橋トリオ「THIS IS MUSIC」/ Perfume「GAME」
                    ■入賞作品:宇多田ヒカル「HEART STATION」/ HY「HeartY」/
                    SAKEROCK「ホニャララ」/ Superfly「Superfly」/ 秦基博「ALRIGHT」/
                    pupa「floating pupa」/ Mr.Children「SUPERMARKET FANTASY」
                    ■ノミネート作品:キセル「magic hour」/ ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS4」 
                    他17作
                    2009.04.29 Wednesday

                    SELF PORTRAIT ! behind the mask ! Perspective !(坂本龍一Live)

                    0
                      初めての教授!
                      ライヴ行くのが遅すぎた、という意味では、山下達郎さんに並ぶ。



                      …坂本さんへの思いを連ねるのは、控えます。
                      到底、書ききれるものではない。
                      長すぎるつきあい。深すぎる思い。

                      だから、昨夜のライブのセットリストを掲げて、
                      ちょこちょこ感想をくっつけるだけにします。

                      Setlist 4/28 at Tokyo Opera City

                      1.glacier
                      2.Improvisation
                      3.to stanford
                      4.hibari

                      α波をそのまま旋律に変換したかのような…
                      ミニマルにして、なんと色鮮やかな…
                      5.composition 0919
                      この曲のあいだだけは、ケータイやデジカメでの撮影が許可された。
                      電子機器の光や、撮影するピロ〜ンとかカシャッて音まで曲に取り入れる試み!
                      新譜の中でも最もエッジの立ったこの曲、クールだった。
                      (このときの写真がこれ。客席が光ってるの分かりますよね)



                      6.tamago
                      7.mizu no naka no bagatelle
                      8.energy flow
                      9.asience

                      なぜだかえらくよかった。チャン・ツィーのおかげではなく。
                      10.aubade
                      11.silk endroll
                      12.High Heels
                      13.tango
                      14.bibo no aozora
                      アンコール1
                      15.aoneko no torso
                      16.the sheltering sky

                      はわっ。急に、記憶と感情に深く食い込んでいる曲が…
                      若かりし日が甦ってくる…だがこれは序章だった。

                      17.SELF PORTRAIT
                      俺にとってのハイライト!
                      アレンジが…きらきらしてるっていうか…
                      青春時代の走馬燈…思い出がありすぎる…
                      18.behind the mask
                      ずおー
                      19.Perspective
                      あわわわ
                      20.happyend
                      21.tibetan dance
                      22.thousand knives

                      ぬう〜ん

                      アンコール2
                      23.+33
                      24.aqua

                      ああ…

                      もう言葉にもならなくて。



                      細野さんの normandia も、京都あたりでやったそうですね。
                      聴きたかったな…

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