<< 祝、CDショップ大賞。(相対性理論、Perfume) | main | フットボールは新たな高みに引き上げられた。(CL Final 観戦記 その1) >>
2009.05.23 Saturday

そして沢村も、ローマへ。

0
    決戦まであと4日。



    沢村鐵、まもなく旅立ちます。
    歴史に立ち会ってきます。
    どうしてこのファイナルを見逃すことができようか?
    これほど望まれた決勝が、かつてあったか。

    「決勝が世界に与えるインパクトを考えると、93-94シーズンまで
    さかのぼらなければならない。ヨハン・クライフ率いるドリームチーム、
    バルセロナがファビオ・カペッロのミランと対戦した年だ。」

    (『ザ・タイムス』ガブリエレ・マルコッティ記者。サッカーマガジンより)


    この対決がいま、どれほど世界中の人の胸を躍らせているか!
    後世に語り継がれる伝説となることが、すでに決まってる闘いだ。
    何人もの識者が口をそろえている。
    「フットボールが、ここまで次元を高めたことはかつてない。
     いまを生きる我々は幸運だ」

     と。

    思えば、去年のユーロ2008から、この流れは始まってた。
    美しいけど勝てない、と言われ続けたスペイン代表が欧州を制した。
    「美しく勝つ」ことは可能だと、スペインの勇者たちがまず、示したのだ。
    そのときの選手たちが何人も、FCバルセロナにいる。
    チャビ、プジョール、そして “ドン” アンドレス・イニエスタ……


    「最強と最高の戦い」
    「永遠の次元のための試合」
    いろいろ言われてる。
    今週のサカマガ、気合い入った特集組んでくれてて必読だけど、

    そこでのアンケート結果を見るとやはり、フットボール人たちも
    バルサが好きだからバルサに優勝して欲しい、って人が多い。
    ところが、勝敗予想となるととたんに
    マンチェスター・ユナイテッドが盛り返す。
    そりゃそうだよね。

    サー・アレックスが20年以上かけて築いた礎が、いままさに
    マンUに黄金期をもたらしている。プレミアリーグ3連覇、
    そして昨季はチャンピオンズリーグのチャンピオン。
    ほんと、敬意を払いますよ。ルーニーやパクチー、テベス、
    そしてギグス! なんと偉大な選手たち。
    旬の選手たちが百花繚乱だ。
    厚い選手層。なんという、チームの成熟度。
    正直、鬼のように強いです。

    彼らの勝利の条件は整っている。
    「いかに勝つか?」
    彼らはそう考えているだろう。

    だが、バルサは、
    「我々はいかにして我々らしくあるか?」
    それだけを考えていればいい。
    通じます。あなたがたの志の高さは。

    勝利よりも重要なことがある。
    頂上を争う戦いで、美しさを追い求める!
    なんというロマンティシズム、そしてヒロイズム。
    それをこそ、見届けたい。
    たとえ勝てなくとも、観る者の心を震わせられれば、
    それこそが彼らの勝利だと思う。


    いやもちろん、勝つつもりで行くけど。
    2点は取られると思うので(セットプレーとロナウドのFK)、
    バルサは3点取らなくては勝てない。
    だが、マンUが3点取られることは、まあほとんどないわな。
    (3点取るどころか、0−3の負けまでは覚悟してますよ。
    それ以上は……かんべんしてほしいけど。)

    バルサは両翼が出場停止。大事な選手たちがケガのリハビリ中。
    論理的には、やっぱ難しい。
    だけどいまのバルサには、
    論理を越える“なにか”が宿ってるのも確かで……
    いやもう、こういう予想って無意味。当たった試しがない。

    あえて言おう。今季の決勝は負けてもいいと。
    マンUに、史上初のチャンピオンズリーグ連覇を果たしてもらおう。
    その代わり――バルサは来季から3連覇する。
    大切なのは目先の栄冠ではなく、
    黄金期を築くこと。
    信念を貫き、美学と哲学を極め、
    “最高のチーム”をできるだけ持続させることだ。


    この舞台に立ち会える幸せを噛みしめよう。
    もうなにも考えず、ただ観ていよう。
    あらゆることを見逃さないように。
    アスリートたちの達した、目の眩むような高みを、
    スポーツの“イデア”を、この目に焼きつけて来よう。

    ちょっと前まで、いちばん好きなフットボーラーはアンリだった。

    ついこないだまでは、メッシ。

    そしていまは―― “ドン”。


    決勝当日、ケガを乗り越えて
    君の雄姿が観られることを俺は信じてる。
    スタディオ・オリンピコで会おう。

    コメント
    すごーい、行けるんですね!!
    歴史の目撃者になっちゃうんですね。
    うー、私までドキドキして来ました。
    戻ったらまたお話聞かせてください。
    • まこりん
    • 2009.05.23 Saturday 14:06
    Buon viaggio!
    Roma楽しんできてください!!
    • ちね
    • 2009.05.24 Sunday 09:47
    > まこりんさん
    行けることになりましたー。
    イヤほんと、楽しみで仕方ありません。
    俺が不在のあいだ、ぜひ日本代表を
    よろしくお願いします!(笑)

    >ちねさん
    ちねさん、先日ローマに行かれてたんでしたよね。
    ちねさんとは目的はまったくちがいますが(笑)、
    行って参ります〜。
    ローマ以外の都市にもちょっと行けるかも…
    • 沢村鐵
    • 2009.05.24 Sunday 21:50
    コメントする








     
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    Calendar
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30      
    << September 2018 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    Recent Trackback
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM