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2009.08.10 Monday

あっ…東風が吹いてきた。(WORLD HAPPINESS 2009)

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    音楽フェスへの参加は久しぶりだ。
    行かない、という選択肢がないフェスがたまに出現する。
    今回の WORLD HAPPINESS 2009 がそれだった。


    (会場の夢の島公園へ向かう人たち。)

    出演したアーティストで、よくないパフォーマンスは一つもなかったけど、
    コトリンゴさんの清涼感は格別だったし、ASA-CHANG & 巡礼 には衝撃を
    受けた。基本、パーカッションとプログラミングというシンプルな構成だったが、
    作り出されている世界は深くて広い。孤高のクールさを感じた。これから
    ぜひ聴いていきたいアーティストになりました。

    さて、今回見逃せなかった、自分的メイン・その1。
    砂原良徳さん。
    彼の2001年のアルバム『LOVEBEAT』の絶対的信奉者としては、
    テクノドンと同じステージに立つ彼を見逃すわけにはいかなかった。
    そう、『LOVEBEAT』はYellow Magic Orchestra 以後、ここまで正統的に、
    ここまで純度120パーセントでテクノを突き詰めたアルバムが
    あっただろうかと思わせる名盤で、中でもタイトルチューンは
    ほとんど奇蹟的な一曲だと思っている。
    この日もラストに演奏されたが、オリジナルをアレンジした
    「Hyper LOVEBEAT」とも呼べるものになっていて、
    聴いているあいだ頻繁に寒気に襲われた…クールすぎて。
    終わってほしくない、と感じる曲に立ち会える瞬間がどれだけあるだろう。
    この日のこの曲はまさにそれだった。あぁ、音源が欲しい…!
    オリジナル曲のPVはここをクリック。ぜひぜひ)

    自分的メイン・その2。
    相対性理論
    いや〜、出演順が発表されたときは凍りついた。
    なんとトリ前! 御大、テクノドンの直前ですよ!
    去年CDデビュー、出演アーティストの中では最も歴史のない、
    そしてたぶんいちばん若い彼らが…これはもはや事件だ。
    俺は、楽しみってより緊張した。小さめのハコでしか観たことがない、
    いわば「密室」が似合う彼らが、このオープンエアにどう対応するのか。

    …結論から言うと、ふだん通りの彼らでした。心憎いまでに。
    あえて、CD化されてない「ペペロンチーノ・キャンディ」まで
    ぶつけてくるしなあ。
    今回のブログのタイトルは、ボーカルのやくしまるさんのMCです。
    ほとんど唯一の(笑)。彼女なりに、思いをドンへ捧げたんでしょう。
    もちろん、読み方は「ひがしかぜ」じゃなくて「Tong-Poo」ですよ。

    しかし、あそこで初めて彼らのサウンドに触れた人はどう感じたんだろう。
    やっぱり、いちばんいい音を作るのは難しい環境だったと思うから…
    歌詞も聞き取りやすかったとは言えないし。あのパフォーマンスだけで
    判断してもらいたくないなあ。音源を聴いてもらえれば
    彼らの「本物度」、疑いなしなんだけど。
    だけど、いつも以上に永井さんのギターが歌ってた気もする。
    滑るギターの心地よさと、やくしまるさんの声。この二本柱が、
    サウンド面ではこのバンドの世界観を支えてると思う。

    なんにしてもね。目眩く瞬間は続く。
    こないだ好きになったばかりの相対性理論から一気に、
    30年近く前に好きになった あ・の・バンドにつながる!

    自分的メイン・その3。
    もちろん、メイン中のメイン。
    Yellow Magic Orchestra !!!
    俺にとって初の YMO 。バラバラでは観たことがあっても、
    三人そろっては初めて。ついにこの瞬間が来た…

    いやもう、この人たちだけは別格。
    吐く息がテクノ、一挙手一投足が文化。
    リアルタイムで歴史を刻む音楽の生き神様。
    どうしてこの人たちの音楽は、20年以上日々聴き続けているのに
    一向に飽きないのでしょうか。どう考えてもただ事ではない。

    いきなりビートルズの 「Hello, Goodbye」 からスタートて。
    「千のナイフ」、アルバム『BGM』のヴァージョンに近いってだけで
    客は大騒ぎ。坂本さんのソロ曲が多かったけど、
    幸宏さんの「Still Walking to the Beat」が来たのは斬新だった。
    そこまで来たら細野さんのソロも入れてほしかった(笑)
    しかし、アンコールの「Fire Cracker」のマリンバ生演奏で
    よしとするべきなんでしょうね! みんなすげー盛り上がってた。
    あの方は、どうしてああも神々しく見えるのだろう。
    大恩人です。細野さんの生んだあらゆる曲が、俺の血肉ですよ。

    にしても、幸宏さんも生ドラムがんがん叩き続けるし、教授は旗振り回すし、
    まるでセッションバンド。こんなにもライヴ感、グルーヴ感があふれてるとは!
    Yellow Magic Orchestraってもしかして、
    ライヴバンドとしてはこれからが黄金期なんじゃないか?!

    伝説は続く。
    なんて幸せなことだろう。


    8/9@夢の島公園
    出演アーティスト: Yellow Magic Orchestra with 小山田圭吾, 高田漣, 権藤知彦 ムーンライダーズ スチャダラパー Chara LOVE PSYCHEDELICO pupa Y.Sunahara THE DUB FLOWER(いとうせいこう,DUB MASTER X,かせきさいだぁ≡&More) 高野寛 ASA-CHANG&巡礼 グラノーラ・ボーイズ mi-gu コトリンゴ 相対性理論
    コメント
    行ってらしたんですね!いいなぁ〜!
    高野くんも出たんですよね。
    今年は気付くのが遅かった。
    来年もやってくれるかしら。
    • まこりん
    • 2009.08.11 Tuesday 12:18
    理論は細かくチェックしてないとあっと言う間にSOLDOUTになってますね。 オクでも高騰しててなかなか行けませんが、吉祥寺か新宿LOFTのは行けるように狙ってます。
    • ひろさん
    • 2009.08.11 Tuesday 23:12
    >まこりんさん
    そう、高野さん、pupaでも頑張ってましたよ。
    いつまでも若々しいですねあの人は。

    >ひろさん
    ジョイントライヴ狙い、いいと思いますよ。
    俺も今後ワンマン観れるかどうかわかりません(苦笑)
    • 沢村鐵
    • 2009.08.13 Thursday 19:06
    ちっきしょー、何でこれをサマソニと同じ日程にぶつけてくるのでしょう。自分を含め、必ず両方行く人間がいただろうに。
    またこういう機会があるといいなあ。
    • K腹
    • 2009.08.15 Saturday 10:19
    > K腹さん
    サマソニお疲れさまでした。

    俺も、KYTE 、Mercury Rev 、Aphex twin 、
    Flaming Lipsあたりは観たかったですが…
    Mogwai、Klaxons、GRIZZLY BEAR、キセルも。
    コトリンゴさん、砂原さんはそっちにも出てたみたいですね。
    しかし、足を運ぶまでには至りませんでした。

    どうしても行きたいフェスの出現を待ちます。
    • 沢村鐵
    • 2009.08.15 Saturday 19:35
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