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2008.03.10 Monday

生命の条件、その5。(続・偉大なる木星)

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    前回の続きです。木星です。

    地球の気候が安定しているのは、綺麗な円軌道を描いて太陽の
    周りを回っているから。
    俺たちは、それを当たり前のことと思っていないだろうか?
    ところが、俺たちの太陽系以外を観測すると、これほど安定した
    円軌道を持っているのはむしろ少数派らしい。他の太陽系では、
    惑星たちはひどい楕円軌道を描いたり、極端な場合はその太陽系
    から放逐されたり、太陽に呑み込まれたりしてしまう。生命には
    極めて厳しい環境だ。発生したとしても、進化などなかなか
    できないだろう。

    ところが、太陽系の中で巨大ガス惑星の数が1個か2個程度なら、
    重力の相互作用がうまい具合に軌道を安定させ、円軌道を維持
    することができる。
    まさに俺たちの太陽系がこうだ。木星(と土星)のおかげで、
    俺たちは一年を穏やかに過ごせる。
    何事もなく、くるっと綺麗に太陽を一回りできるわけだ。

    俺たちは知らず知らず、星たちに守られ、恩恵をこうむってきた
    のである。

    63個の衛星を従えて、地球の兄弟星はきょうも、6億キロ以上
    彼方を回っている。

    あの一つ目で、きょうも地球を見守ってくれてるのかもしれない。
    なんてね。
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